リボ払いの支払いが苦しいな…と感じたときには、支払いを軽くするための方法を取りたいのが通常です。
そのための手段として、リボ払いには借り換えという方法で支払いを軽くすることができます。
しかし、リボ払いの借り換えをどのように進めて行けばよいか一人ではわからない場合にはどこかに相談したいものですが、誰にどのような相談をすればよいかわからない場合もあります。
このページでは、リボ払いの借り換えの相談についてお伝えします。

リボ払いの支払いがなぜ苦しいのかを再度チェック

まず前提として、リボ払いの支払いがなぜ苦しいのか、ということについて再度確認をしてください。
そもそもリボ払いとは、「リボルビング払い」という正式名称の省略で、借金や立替金の返済の方法の手段の一つです。
リボ払いといってもその方法には実は厳密には８種類もの方法があるのですが、基本的には「支払う金額を均等に、低く抑えて、月々の支払いを楽にするもの」と考えてください。
月々の支払いを楽にするものなので、苦しいというイメージが沸かないのですが、限度額一杯まで使ったときに、月々の支払いのほとんどが利息の支払いにあてられるようになります。
そのため、本人としては頑張って返していても、実は借金は全く減っていないという事がよくあります。
たとえば１００万円の限度額があるものについて年利１５％の利息がついているものを、月２万円の支払いで返済していくと、返済完了までに６年以上、返済総額も１６０万円を超えることがあるほどなのです。

リボ払いの支払い軽減策として借り換えという手段

では、リボ払いの支払いを軽くする方法にはどのようなものがあり、借り換えはどのように考えるべきでしょうか。
リボ払いの支払いは借り入れをしている元本が多いほど、支払う額の金利が占める割合が高くなります。
つまりは、「なるべく早く元本を頑張って返す」というのが早期の返済の基本方針になります。ですので、できればボーナスを使った一括返済や、支払う額を大きくして元本をどんどん支払っていくなどの方法が望ましいでしょう。
しかし、それらは全部支払う余裕がある場合に限られてしまいます。
そこで、もっと金利の低い他社から借り入れをして、金利の高い現在のローンを支払ってしまい、そこから先は金利の低い会社への返済をしていく、という借り換えという手段が次善の策として取られます。

リボ払いの借り換えの相談は誰にすればよいか

では、そのリボ払いの借り換えですが、誰にすればよいのでしょうか。
借り換えは、貸す会社側からすると貸付になりますので、その会社自体が相談窓口を開いていることがあります。
借り換えは金利の安いところに相談する必要があり、大体は銀行などのローンを利用することになりますので、銀行の借り換えローンなどを調べて、相談窓口を探してみましょう。
相談には、フリーダイヤルなどを設けているのが通常なので、そういったところに電話で相談することもできます。
また、近くの銀行等では、融資に関する相談窓口を設けているので、そういったところに直接出向いていって相談してもかまいません。相談にあたっては、今の借り入れ状況（利息が何パーセントなのか、リボ払いの方式がどのような方式か）を聞かれることがあるので、契約書類があれば用意していきましょう。
もしなければ現在の借り入れ先に問い合わせをしておくと良いでしょう。
借り換えは新たな借入なので、貸し付ける側としてはあなたの返済能力を見ることになるので、収入がどの程度あるのかと、家計の状況を簡単にでもいいのでまとめておき、月々いくらの支払いであれば無理なくできるか、というシミュレーションをしておくとよいかもしれません。
なお、借り換えの相談を偽装した違法業者もいるので、相談先は信頼できるものかどうかをしっかり見極めて行動をしてください。

返済が難しいと思ったら弁護士に相談

借り換えでの返済をしても支払いを難しい場合には、借り換えでの融資を受けられない場合があります。
そのような状態に陥ると自己破産しかないのか？と思ってしまうかもしれませんが、自己破産に至らなくても任意整理という方法で支払いを軽くできる場合もあるので、借り換えで支払えなさそうな場合には弁護士に相談をすることも検討してください。

まとめ

このページでは、リボ払いの借り換えについての基本的な仕組みと、その相談先についてお伝えしてきました。
返済に向けての手段である借り換えは、基本的には借り換えを検討する金融機関で相談をすることができるので、違法業者にひっかからないように気を付けるということと、借り換えすら難しいとなった場合には、自己破産前にも弁護士に相談することによって、支払いを軽くする手段があるという事を頭に入れておくと良いでしょう。