2018.03.27 2022.10.01

借金の取り立て方法は?違法な取り立てにどう対処するか?

借金について債権者からの取り立てに対応できなくてお困りの方はいらっしゃいませんか。
債権者の取り立てに対応するためには、債権者の取り立ての流れはどうなっているのか、違法な取り立てのタイプなどを知っておく必要があります。
このページでは債権者からなされる借金取り立ての手順、違法な取り立てから逃れる秘訣を解説していきましょう。
弁護士に相談するときの予備知識として最後までご覧になるようおすすめします。

借金取り立ての手順は

適法行為による借金の取り立ては、次のような手順でなされます。

* 支払いを催促する電話がはいります。
* 督促状が自宅に配達されます。
* 返済の通告が送達されます。
* 債権者が借主の自宅を訪問します。
* 内容証明郵便による督促がなされます。
* 債務不履行を理由に訴訟を提起するという催告があります。

これに対し、どう対応すべきでしょうか。
事実上の催促ではなく、法的な催告がなされた段階になれば、弁護士に相談するのが賢明です。
財産の差し押さえなどを回避するため、早めに法律相談に持ち込むようおすすめします。

借金の案件を弁護士に依頼するメリット

それでは借金の案件を弁護士など法律専門家に依頼するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
弁護士に依頼しましたと、債権者に通知するだけで、貸金業者からの督促がストップします。
そして借金を減額するなど債務を整理するための適切な方法を提示してくれるでしょう。
もちろん、手続き上の書類作成なども弁護士が代行します。

さらに懸案の過払い金があるかどうか調査してもらえるでしょう。
処理が困難なほかの事件より借金の案件は法律関係がシンプルですから、弁護士費用も比較的リーズナブルです。

違法な取り立ての正体は?

ここまでは、適法な借金の取り立てに関する情報でしたが、これからは、「違法行為による取り立て」について解説しましょう。
そもそも借金の返済が履行遅滞になっているからといって、どんな方法でも取り立ててよいわけではありません。
借主が法律の素人だからと見くびって、威圧的な態度で取り立てを強行する金融業者もみられるようになりました。
威圧的な取り立ては違法性が高い取り立て方法ですが、違法な取り立ての類型も確認されるようおすすめします。

深夜に訪問するとか、深夜に電話をかけ続けて取り立てや催促をしてきます。
正当な理由もないのに、借主の勤め先とか自宅以外の場所へ呼び出し、取り立てを強行します。
借主の家族とか親族を含めて、債務者以外の人に返済を要求してきます。債務者のプライベートに関する内容を第三者に口外して迷惑をかけます。
他の金融機関から借り入れて返済資金を調達するよう迫ってきます。
弁護士から内容証明による警告の通知を受け取ったのに、これを無視して、債務者へ返済の要求を繰り返してきます。債務者の自宅に訪問したとき、退去を迫られたのに居座り、退去しません。

ここにあげたようなシチュエーションによる取り立ては違法な取り立てなのだと認識し、弁護士とも相談して違法行為を阻止しましょう。

違法な取り立てに対処するには?

これで、違法な取り立ての正体が明らかになりました。
違法な取り立てを受けたときには、どのように対処すべきでしょうか。警察に通報するのもよいでしょう。
おすすめできるのは信頼できる弁護士に相談することです。

■警察に通報する!

なによりもまず警察に通報しましょう。
すると警察は、住居侵入罪、不退去罪、恐喝罪、強要罪などの容疑で捜査に乗り出しますから、業者から受けていた違法行為はなくなりましょう。
安心して暮らせるようになります。

■弁護士に依頼しましょう!

次に、弁護士など法律の専門家に依頼しましょう。
法律の専門家に依頼して債務整理をする段階になります。債務整理を依頼すると、弁護士は業者に対して通知を出すでしょう。
業者はこの通知を受領すると、弁護士にはかなわないと態度を転換し、債務者に直接取り立てしなくなります。
このような借金関係のトラブルは、ほとんどの法律事務所で取り扱っています。
弁護士に依頼したときのメリットは、すでにご紹介しました。

借金にお困りの方は,債務整理を取り扱う大阪市・難波(なんば)・堺市の弁護士に

これまで見てきた結果として、借金の取り立てはどういう手順でなされるか、違法な取り立ての正体および違法な取り立てをされたときの対応策、弁護士に相談するとどのようなメリットがあるか、などが明らかになりました。脅迫されたり、尾行されたり、家族にまで付きまとわれたり、被害を受ける危険性が予想されるときは、悪い結果が発生しないうちに、結果の発生を防止する対策を工夫しましょう。
まともな取り立てに対しては、素直に受け止め、金策を工夫して弁済の努力をするしかありません。
いずれにしても、素人判断で対応せず、専門家である、債務整理を多く取り扱う大阪市・難波(なんば)・堺市の弁護士法人法律事務所ロイヤーズ・ハイにご相談ください。

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