2018.10.10 2023.12.27

クレジットカードを使いすぎないコツを知る

クレジットカードを使いすぎないコツを知る

デパートや家電量販店、ショッピングセンターなどでポイントをもらうためにカードの申し込みをすると、一緒にクレジットカードの機能が利用できるものを勧められ、ついつい作ってしまうことはありますね。そのため、ちょっと使いたいなぁ…と思った時には、しっかり節約して支払えばよいか…などと思いながら使いはじめて、気が付いた頃には返済ができなくなってしまった、という事もよくある話です。このページではクレジットカードを使いすぎないようにするコツについてお伝えします。

なぜクレジットカードを使いすぎてしまうのか?その仕組みは?

そもそもクレジットカードはなぜ使いすぎてしまうのか、その仕組みについて知っておきましょう。
まず、上述したように、利用に対するハードルがものすごく低くなっている事が挙げられます。消費者金融や銀行のカードローンのように、店舗や無人契約機に入っていってブースの中で申込をしなければならない…と思うとよっぽどの事が無い限り足は遠のきがちです。
しかし、クレジットカードはそもそも論としてインターネット等で買い物をするときには、銀行振込やコンビニ決済に比べて楽ですし、デパート・家電量販店・大型ショッピングモールなどのポイントに付帯して発行することが多く、申込に抵抗がありません。
そのため、自分の収支の範囲を超えるものでも買うのに抵抗がなくなってしまいがちです。
1度や2度の利用ならまだ癖になるような事はないのでしょうが、繰り返し使っているうちに「借金をしている」という感覚がなくなってしまい、明細を見ないでショッピング利用や時にはキャッシングを増やしてしまいます。
限度額一杯まで借入をしてはじめて自分の残額に気づく方も多くいらっしゃり、返済のために別の会社に申し込むようになると、返済に困難を伴うか、いずれ返済できなくなるという状態に陥ってしまいます。

返済できなくなってしまったらどうなるのか

まずは、クレジットカードの返済ができなかった場合のことを知っておきましょう。
最初に滞納をしたときには、「入金お忘れではないですか?」であったり「今回引き落としができませんでした」といった事務的な案内が入るようになります。
人間だれしも間違いはあるので、最初の滞納から厳しい督促が始まるわけではありません。2回目の滞納をする頃には、督促専門の部署からの連絡や自宅への書面通知や訪問が始まることになります。あなたの貸付については債権回収が必要と判断されると、このような専門の部署に扱いが変わるのです。
そして放っておくと、会社にもよりますが半年以内には裁判をおこされることになるでしょう。裁判が終わると、給与を差し押さえすることができるようになります。
このようになると、支払いの交渉をすることができるような状態ではなくなるので、自己破産を利用せざるを得なくなってしまいます。

クレジットカードを使いすぎないコツを知ろう

では、実際にクレジットカードを使いすぎてしまう場合には、どのようにしてセーブするのが良いのか、そのコツをお伝えします。
一つは、返済に関する明細を毎回確認することです。
ATMで支払う場合には、ATMから出される用紙で、引き落としにしている場合にはスマートフォンやインターネット等で明細を常に確認するようにしましょう。
これにより、支払った額からいくら元本に充当され、自分がいくら借り入れをしているのかを把握することができます。
2点目は、目的なしに持ち歩かないようにすることです。
常に財布やカード入れの中に入れて持ち歩いたりすると、ふらっと立ち寄った瞬間につい買いたくなってしまいます。カードを使うときは買うものが決まっているときだけにして、普段は家の盗難に遭わない場所にしまっておくことも一つの手です。
3点目は、デビッドカードの利用にしてしまうことです。
クレジットカードは後から請求がくるので、使うときは「欲しい」という事しか頭にないことがあります。そこで、事前に入金した分だけしか使うことができないデビットカードの利用にとどめて、自分がいくら使っているのかをきちんと把握し、必要以上に使わないというのも一つの手です。

まとめ

このページでは、クレジットカードを利用しつづけるとなぜ返済が難しくなってしまうようなレベルにまで借金が膨らんでしまうのか、と払えなくなったらどうなってしまうのか?という事を知ってもらった上で、使いすぎないようにするコツをお伝えしました。
買い物をするときには、後先考えないで買ってしまう仕組みが出来上がっており、なかなか自制するのも難しい場合があります。
クレジットカードの利用は借金であるということの意識を持ちつつも、どうしても最近では利用するシーンも多いので、自制できないようであれば本稿でご紹介したような事で、節度あるクレジットカードの利用をしましょう。

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